メニュー

フジテレビの"上納文化"とは?元フジアナ長谷川豊が語る驚愕の実態

記事内に広告を含みます

この記事には広告を含む場合があります。記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

フジテレビの"歪な構造"とは?

あいうえおLIFE

フジテレビといえば、かつて"視聴率三冠王"を誇るほどの勢いがあったテレビ局です。

しかし、現在は視聴率の低迷が続き、特に若者のテレビ離れが加速する中で、かつての栄光は見る影もありません。その背景には、フジテレビ独自の"歪な構造"が大きく関係していると指摘されています。

元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏が暴露した"上納文化"、そして編成局とアナウンス室の関係がもたらす弊害について詳しく解説します。

【緊急対談】「フジテレビに上納文化はあります」日枝久が作った“歪な構造”を元フジアナウンサー・長谷川豊が猛烈批判

タップできるもくじ

1. フジテレビが生んだ"上納文化"とは?

長谷川豊氏が語る"上納文化"とは、フジテレビの女子アナウンサーたちが、編成局の命令に従わざるを得ない状況に置かれているという現実を指しています。

他局ではアナウンス局が独立しているため、女性アナウンサーもある程度の拒否権を持っています。

しかし、フジテレビではアナウンス室が編成局の管轄にあるため、編成局員の命令に逆らえないという特殊な構造になっているのです。

例えば、編成局の社員が「この飲み会に来い」と言えば、女子アナたちは業務命令として参加せざるを得ない状況になる。さらに、視聴率を取るために"アイドルアナ"の文化を作り上げ、視聴者にも"華やかな女子アナ"を演出してきました。

その裏側には、彼女たちが上層部の命令に従い続けなければならない実態があったのです。

また、長谷川氏によれば、フジテレビでは編成局が持つ絶対的な権限により、特定の社員が優遇されたり、不正が見過ごされることが日常茶飯事だったといいます。これが一部の社員によるパワハラやセクハラの温床になり、社内の健全な文化を崩壊させていったのです。

このような環境では、女子アナだけでなく、番組制作スタッフや報道記者など、フジテレビ全体にわたる"忖度文化"が根付いてしまいました。この体制が長年放置され、問題を指摘する声があっても、もみ消されるという悪循環が続いてきたのです。


2. フジテレビの"歪な権力構造"とは?

長谷川氏は「フジテレビは他のテレビ局とは違い、編成局がアナウンス室を支配する異常な構造になっている」と語ります。

通常、テレビ局のアナウンサーはアナウンス局という独立した部署に所属し、番組への出演やキャリア形成を管理されます。

しかし、フジテレビではアナウンス室が編成制作局の管轄下に置かれており、一般職の社員(編成局員)の命令がアナウンサーに対して絶対的なものになっているのです。

この構造により、アナウンサーたちは自分の意思とは関係なく、飲み会の参加やイベントへの同行を"業務命令"として強制される場面が多発していました。

結果として、"上納文化"が生まれ、社内の女性社員に対する扱いが非常に問題視されるようになったのです。

また、フジテレビは企業としての透明性が欠如しているという批判もあります。例えば、社内での不祥事が発覚しても、外部に情報が漏れないように強力な隠蔽体制が敷かれることが多かったと言われています。

そのため、視聴者には知らされないまま、問題が積み重なっていくという構造的な問題が指摘されているのです。


3. "フジテレビデビュー"がもたらした弊害

フジテレビには「フジテレビデビュー」という言葉があります。

これは、大学時代は特に目立たなかった社員が、フジテレビに入社した途端に"特権意識"を持ち始め、異常な振る舞いをするようになる現象を指しています。

特に、編成局の社員たちは女子アナを"接待要員"として扱い、「俺たちの部下だ」と公言していたと言います。

このような状況を長谷川氏は何度も内部で問題提起していたそうですが、上層部は聞く耳を持たず、逆に彼を"煙たがる存在"として扱うようになりました。

その結果、彼はフジテレビを辞める決断をし、ニューヨークへと渡ることになったのです。

また、社内における不正経理やコネ入社の問題など、フジテレビが抱える課題は多岐にわたります。特に、フジテレビには政治家や大企業の子息が数多く入社しており、彼らが出世しやすい仕組みが整えられていることも指摘されています。

このような"身内びいき"の体制が、優秀な社員の流出を加速させる原因となっています。


4. フジテレビの現状と今後の課題

現在のフジテレビは、視聴率の低迷や番組制作能力の劣化が指摘されています。

視聴率の低迷

フジテレビはかつて"視聴率三冠王"と呼ばれ、ヘイヘイヘイやスマスマ、月9ドラマなど、数々の伝説的な番組を生み出しました。しかし、近年は視聴率が低迷し、ゴールデンタイムの番組でも苦戦を強いられています。

制作能力の低下

フジテレビの現場では、「良い企画を持ち込んでも通らない」「芸能人ありきの番組作りになっている」との声が多数あります。特に、編成局の意向が強すぎるため、企画段階で"芸能人ありき"の制作方針になり、結果的に面白い番組が生まれにくい状況になっています。

株主総会での変革の可能性

2025年の株主総会では、日枝久氏(フジメディアホールディングス会長)の退任が議論される可能性が高まっています。日枝氏はフジテレビの"独裁的な体制"を築き上げた人物であり、彼の影響力が及ばなくなれば、局内の改革が進む可能性があります。

また、大株主の動き次第では、外部からの経営改革案が提出される可能性もあるため、今後の展開に注目が集まっています。


5. フジテレビが再生するために必要なこと

フジテレビがかつての輝きを取り戻すためには、以下のような改革が求められます。

  1. 権力構造の見直し
    • 編成局とアナウンス室の関係を見直し、アナウンサーが本来の仕事に集中できる環境を整える。
  2. 番組制作の自由度を高める
    • 「芸能人ありき」の企画ではなく、視聴者が求める新しいコンテンツを生み出すこと。
  3. デジタル戦略の強化
    • FOD(フジテレビオンデマンド)の会員を増やし、動画配信サービスとしての価値を高める。
  4. 企業文化の改革
    • "上納文化"や"フジテレビデビュー"といった悪しき習慣を廃止し、透明性のある経営を目指す。
  5. 新たなイベントの開催
    • 例えば、お台場でF1レースを開催するなど、新たな試みを行い、フジテレビのブランド価値を向上させる。

まとめ

フジテレビの"上納文化"と歪な権力構造は、視聴率の低迷や制作能力の低下の大きな要因となっています。

しかし、経営改革とコンテンツ戦略の見直しを行えば、かつての"視聴率三冠王"の栄光を取り戻すことも可能でしょう。

今後の株主総会や経営陣の動向に注目が集まる中、フジテレビは大きな岐路に立たされています。

あいうえおLIFE

改革が進むのか、それともこのまま沈んでしまうのか──視聴者としても、その行方を見守りたいところです。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

タップできるもくじ